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吉村 美智代先生のメッセージ

はじめまして!現在、音楽療法士&カウンセラーとしてニューヨークの精神病院で働いている吉村美智代です。

今まで幼稚園から老人ホームまで、さまざまな機関でいろいろな方たちとセッションしてきましたが、精神的、肉体的障がいのある方たちにとって、言葉以外でのコミュニケーションは、人とつながる手立の有力な媒介の一つだと思います。

というのも私が音楽療法に入るきっかけを作ってくれたのは、脳に重度の障がいがある子どもたちでした。言葉をしゃべられなくても音楽には反応する姿を見て、音楽の力を知らされました。

その姿に私は感銘を受け、音楽療法を目指すことに。彼らが私の人生を変えたといっても過言でありません。
こうしてみると、どこで誰に影響を与えているかなんて誰にもわからないですね。 むしろ人は互いに影響し合って生きているのでしょう。だからもっというとその意味で無駄な存在はどこにもないと思います。

であれば、ひいては誰もが等しく幸せになる権利があると思ってます。
もしかしたら、この文章を読んでいる方のなかには、私のクライアント様のように「自分には幸せになる権利がない」「自分は幸せになれない」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。

障がいをお持ちのご家族がいらっしゃったり、ご自身のお子様がそうであったりと、なかなかご事情、環境が厳しく先が見えないと感じてらっしゃる方もいらっしゃると思います。実は私も大変な不安に駆られていた時期がありました。夫との離婚により異国の地で家族の助けもなく、一人で子育てをしなければならなかったからです。
その当時、私はグリーンカードを申請しており働く場所も限られ、仕事のプレッシャーもあり、子どもも個性的でなにかと手がかかり、なにからなにまで一筋縄ではいきませんでした。

そのような状況で私を支えてくれたのは、10年間続けたカウンセリングと音楽療法士になる夢でした。それと音楽そのものです。音楽を聴くこと、演奏することは、私に生きていく元気を体の奥底から与えてくれました。

これは余談ですが、機が熟して私が音楽療法の勉強をはじめたとき、あれだけやんちゃな息子が、落ち着きはじめました。母親が生き生きと生きることが、子どもにとっても一番の落ち着きと安心を与えてくれたようです。

このように夢は人生の重要な舵取りだと思います。夢があるから人は生きていけるし、もっといえば、生まれてきたということは、必ず自分を開花させるという意味があるので、決して諦めずに、自分を信じて止めなければ失うことはありません。

そして私がしてきたように、このプロセスをカウンセラーとともに踏めば、自分の気持ちを整理でき、また自分を塞いでいたものが見えてくる。その上で自分を受け入れ、選択・決定のステップを踏めば、遠い理想はもっと具体化してくるでしょう。

外国に30年以上暮らす私にとって、同じような経験で悩んでらっしゃる方、たとえば…

・異国の地で相談できる人がいなくて困っている方
・日本との文化やコミュニケーションの違いで困っている方
・シングルマザーの方で、心のバランスを取るためにヘルプのいる方
・自分をポジテイブに見るために助けが必要な方
・言葉以外でコミュニケーションしたい方(この場合は、音楽療法になります)

このような方々で、私の叙述にピンときた方は、お手伝いさせてください。クライアント様のありのままを受け入れながら、粘り強く辛抱強く寄り添ってまいります。

まずはお気軽に、ご事情をお聴かせください。

カウンセリングのご予約はこちらから承ります。

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