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新田 ちさ 先生のメッセージ

はじめまして!
生き辛さを抱える、20代,30代の強い味方!
新田ちさ と申します。

ASD、ADHDで生き辛い人、日々の孤独感、虚無感。
毒親、家族の不仲、アダルトチルドレンの悩み
自分と言う人間が何者なのか分からない人など
私と一度、お話してみませんか?
 

【ASD+ADHDとして生まれた私】

小さな頃から何かがおかしいと感じながらも、そんな特性で生まれた事など露知らず。当時25歳の母は、娘の極端な行動に辟易しながら「なんとか社会に出て困らないように」と四苦八苦しながら子育てをしていました。

当時30歳の父も、一家を養うために働くことだけで精いっぱいで酒も弱く、性質的に合わない営業職で家庭の事にも一切関わりませんでした。

その後、姉とは比べ物にならないくらい手のかからない、眠くなったら自分で毛布をもってきて勝手に寝る弟が生まれました。
さらに後に、姉兄とはまた違うタイプの妹も生まれました。

この様な家族構成で、両親の仲は悪く、ケンカはしないものの、空気はいつも険悪で緊張の中で育ちました。

母は ”母という役割” に責任感を強く感じていて、私を抑圧し縛り付けるように「母の望む娘像の実現」に注力しておりました。
そんな中、私は自分という人格を持つことや意思を持つことに疲れ、自己決定を放棄するようになりました。

【自己を封印し悪循環のループへ】

そして「お前は自分がないのか!」と母に指摘・指導される日々…(苦笑)
今なら『それ、お前が言うんかい!!』とツッコミたい所ですが、人一倍個性的な私は、母にも自分にも「否定・抑圧」され自己を封印して生きてきました。

また父も仕事に行くコンディションを整えるので精一杯、母も「子供への愛情」と「母という役割」への責任で余裕がありません。

当時の私は言葉にこそ出来ませんでしたが、妹の受験期に夫婦仲が過去最悪になった時には「この状況は妹のためによくない」と思い、20代前半にもかかわらず介護職の傍ら夜職を掛け持ちしてでも「実家から妹を離そう!」と悲壮な覚悟もしたものでした。

そんな私は周りで悪いことが起きると「自分のかかわりのないものでも自分のせいだ」と思うようになり、自分の意思とは違う世の中や周囲の価値観で生きるようになりました。
やがて好きなものも嫌いなものも分からなくなり、しまいには自分の感じたものまで信じられず疑ってしまい、避けられるはずのトラブルに総当たりしてしまうような日々を送ることになるのです

そうなると望まなくとも依存的になりますし、依存的になると恋愛や友達との関係もいびつになってきます。
それによって自信をなくしていきますので世界が狭まっていき、手を差し伸べてくれた人に歪んだ恩を感じて、さらに依存性を深めていくループに陥っていきました。
 

【悪循環のループを出来るだけ早く抜け出して欲しい】

私は悪循環のループに陥り、人生は絶望的で苦痛しかない・・
そう感じて生きていた時期があります。
でも私は今やりたい事をやってしあわせに充実した日々を生きています。
 
どうやって各循環を抜け出したのかと言いますと。
やはりカウンセリング心理学の学習が大きかったと思います。
それも巷に溢れる耳触りの良い「引き寄せ」など、現実から目を背けるスピリチュアル系ではなく、しっかりと自分に向き合い「事実を正しく把握し整理」する事が必要でした。
 
今もASD・ADHDゆえの制限や生きにくさは当然ベースにあるのですが、それらを自覚しトライ&エラーを繰り返すことで「現実社会でも生きるスキル」を身に付けてきました。特にカウンセリング心理学の、あらゆるジャンルを俯瞰的に学習できる「TMDプロ向け講座」を受講して大きな効果を感じました。

【アナタに合った方法を身に付ける】

これは幼少時代の傷をいやす事とはまた別の話になりますが、私のような特性を持つ人は、誰かの真似をしても上手くいかないことが多いです。

しかし、何かを得るために努力したり、向き合ったりする事は「人として当然誰もがしていかなければならない」事です。

ただし、健常発達と呼ばれる人たちとは切り口や考えかたの方向が違う上、私たち当事者は言葉を使って表現することが脳的にも心的にも極端に苦手である人も少なくないため、孤独を深めてしまったり理解されないことで苦しむ人が出てきてしまうのです。

なので!

・自分と似ている当事者さんの体験・あるあるを参考にする
・世の中の平均を参考にして合わせてみる
・自分が生きていきたい環境に擬態する
・生きていける環境を見つけ、その中で生きていく術を見つける
・病的水準を含むカウンセリング心理学を学習する
 
などが重要になってきます。

つまり「総合的なカウンセリング心理学のスキル」を、自分の特性に合わせてカスタマイズして腑に落とし「オリジナルの心理スキル」として身に付ける必要があると思います。
 
私がカウンセラーなのにもかかわらず、みなさんに自分のASD、ADHDや家族関係まで公開しているのは「その作業をお手伝いできる」からです。
恵まれた家族に育てられた健常発達者と同じ方法では、なかなか効果が得られない事が多いのです。

私のこれらの経験が、たくさんの人の経験や価値観がある中で、どれだけの役に立つのかは正直わかりません。
アナタにとって微力ですらもなく、この世の中でやっと息をしているくらいの存在かもしれません。

しかし、もしこのプロフィールを読んで「私と似ている・・」「このカウンセラーに聴いてもらいたい」と感じた方がいましたら、私をご指名下さい。

【人間として自分を生きる権利】

私のこの性質が、この生い立ちが!
誰かの何かになるなら、私は微弱ながらも存在し続けたいと思っています。
私は立派でもなく劣ってもいない、”ただの一人の人間” です。
ただ、それでもギリギリ30代後半で「日々の生き辛さ、孤独感、虚無感」からは抜け出し、今はやりたい事をやって、幸せに充実した日々を生きています。
 
そしてアナタも!
「ただの一人の人間」になるところから、一歩を踏み出してみませんか?
失われた自己を取り戻し、学習しながら生きる権利を取り戻すのです。
私自身も学習しながら先へ進む身ではありますが、同志としてアナタに寄り添い歩いて行けたらと思っています。

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