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新川 真 先生のメッセージ

いきなりですが私は「遺伝性球状赤血球症」という、5万から10万人に1人と言われている遺伝性の血液の疾患を持っています。重症化すると余り長くは生きれないからこそ、家族の悪循環に巻き込まれ精神疾患を患った妹を「私が元気なうちに解放しなければならない!」との一念で、本物のカウンセリング心理学を求めてきました。

こころの電話相談員活動3年半を通じ、真面目なだけでは乗り越えられない問題に向き合い、”死にたい” ”生きる希望がない” ”孤独に苦しんでいる” など、様々な電話相談にも応じてきました。

誠心誠意クライエントさんに向き合えば「傾聴によって解決出来るのでは」と漠然と思っていた私でしたが、それは違いました。一時的に安心し楽になってもらう事ができたとしても、解決などには全く至らないケースがほとんどなのです。

それでもクライエントさんには、「妹のような人生を送らせたくない」「私のような人生を送らせたくない」との思いが原動力となり、学び続けた結果!
様々なジャンル、多くの技法を総合的に使って解決に至ることができる、信じられないような青芭のプロ向けカウンセラー養成TMDとの出会いがあり、今アナタとの出会いに繋がっています。

もし下記のプロフィールをお読みいただき、私と似た境遇で苦しんでいる方がいましたら、私のカウンセリングを受けてみて下さい。
優しさと誠実さで、どんな状況の方でも真摯にお話を聴かせて頂きます。
もし私より適任のカウンセラーがいる場合は、円滑にお繋ぎもしますのでご安心下さい。


【機能不全家族が子供を苦しめる】


私と妹は「自分の思い通りにならないと気が済まない」性質の、強い言動の母親によって育てられました。そのせいか両親が不仲で会話がない家庭環境になり、父親も子供に無関心に。

そのため中学、高校と学年が上がって、子供達に悩みや問題が起こっても、父親は一度も話しかけてはくれず相談にも応じず、父親に対して恨みのような思いを持って育ちました。
その後、父親の影響で「私はそもそも人から愛されにくい人なんだ」と思うようになります。

やがて自分の性格が嫌になり、高校時代に社交的な自分に変えようとして一時的には変わることができました。しかしそのうちに、クラスメート、学校、環境が合わなくなり、友人もできず・・
良き進学、良き就職という敷かれたレールに無常観を覚え、どう生きればいいのかわからなくなり、孤独に陥るようになると、酒、タバコ、当時流行っていたインベーダーゲームに時間を費やすように・・
 

大学時代も、価値観の全く違う他の学生と全く合わず、友人もできず、勉強に価値が感じられなくて、大学にはほとんど行かずに社会勉強(いろいろなアルバイト)に明け暮れるうちに、関わる人や社会とも合わなくなり、つらい孤独の中で過ごすことになってしまいました。


【妹が統合失調症と診断される】

何かを求めて大学を留年し、一人でアメリカへ放浪の旅に出ましたが、求めるものは見つからず、依然どう生きればいいのか、生き方は定まりませんでした。
カウンセリングを学んだ今だから言える事ですが、理由が分かったところで「現実を変えるスキル」が身に付いていないので、生き辛さは解消されないのです。

その後、学生時代の孤独の中で出会い感動した小説「龍馬がゆく」で、坂本龍馬や明治維新の志士たちの生き様、アメリカの旅を通して、社会を変えたいとの思いで政治を志すようになります。
しかし会社を退社して活動を始めた私は、歩き過ぎがたたり、ある日原因不明の膝痛で歩けなくなり活動を中止して故郷に帰ることに。

それが思いのほか長引き、歩けず働けずで借金生活に突入した頃、妹が統合失調症と診断されて、両親が手に負えなくなります。
思えばそこから5歳下の妹と同居するようになり、カウンセリング業界とも急接近。
カウンセラーとなった今だからこそ分かる「家族の関係性を治す(家族療法)」という難しい課題に直面します。


【今だから分かる家族の問題】
統合失調症の診断を受けた妹でしたが、当時の私は無知であるがゆえに良い対応ができませんでした。

当時を思い出すと、何かと出来のいいように見えた私と、出来が良くなかった妹を比較し、妹を責め続けた母親によって、(私も時に母親に便乗して妹を責めたこともあります)妹は変わっていきました。

あの可愛かった妹の”変わり果てた姿”を見て愕然としました。とても信じられずに、半信半疑で実感が持てませんでした。精神疾患である事がわかっていても、妹を責めてしまう自分。当然私も対処できず、本当に苦しみました。
心が別人のように変ってしまう恐ろしさや、それへの対応の重要性を痛感させられ、心というものへ真剣に向き合うきっかけとなりました。

妹は私と同様の機能不全家族の中で育ち、小学生の時は万引きなどの奇行、中学生では非行に走り、働きながらの定時制高校の時は仕事・高校を辞めていました。
その後、駆け落ち家出をし、女の子を出産。旦那が働かず不倫をすることで、旦那と我が子とも別れました。
 
つまり幼年期からの流れがあり、統合失調症を発症したのです。
そして私は、その妹との同居生活となった訳です。

 


【大学病院やカウンセラーに落胆】

妹が通院する大学病院の脳神経科では、研究学生の研究対象にされました。
薬で治るはずもありません。いい心療内科の先生がいるとのことで、東京へ妹を連れて行って診てもらいましたが、手に負えないとのことで帰されました。
いいカウンセラーがいると紹介され、実家へも来てもらいましたが全く役に立たず、何も出来ないのに交通費までしっかり請求されて落胆しました。

その後、自分でカウンセリング教室へ足を引きずりながら通い、学びによって私が変わった分だけ妹も少し復活し、両親のもとへ帰っていきました。

しかし私自身もその間、歩けず働けず、雪だるま式に膨れ上がった借金などでストレスが重なり、体不調で動けなくなってしまいます。強いストレスという心の反応が身体にも表れることを実感し、心の重要性をより痛感しました。

その後4年近く歩けなかったのですが、近くにいた整体師によってある程度歩けるようになった事がきっかけで、整体ボディケアセラピスト(マッサージ業)をする事になり、18年間施術を行ってきました。
私の眼には、身体が歪んで痛みや不快感が出ているのではなく、心の歪みが生活を歪ませ、身体に表れていると観え、さらに心の重要性をまた痛感させられました。

とても勉強にはなりましたが、施術を通して得たお金の大半が、借金返済の利息で消えてしまうという状況が7、8年続き、私は週に1回の休みは疲れて寝るだけ。いつになったらこの借金返済生活から脱出できるのか・・・明日への希望が見出せない生き地獄となります。


【生き地獄から更にどん底へ】

もしかしたらこのままだと、永久に脱出できないかもしれない・・・そう思っていた矢先、共に働いてくれていた妻が、無理がたたり交通事故に遭ってしまいました。これ以上は無理・・・

借りたものは絶対に返さなくてはとの思いがあっても、どうにもなりませんでした。

弁護士相談に参加し、上から目線で相談に乗ってやっているという姿勢が信じられませんでした。考え、調べ、悩んだ末、自己破産に踏み切りました。弁護士、司法書士に頼む費用もなく、自分で行いました。お金というものの恐ろしさ、重要性を身をもって実感しました。

その後、通っていたカウンセリング教室の先生が亡くなり、産業カウンセリングやアドラー心理学の学びの場に参加してみたり、理事になっていたNPOの活動の場に、NLPやフォーカシングの講師を招いて講座を開催したりしましたが、単体のジャンルであったことや講師の実力不足などで納得できず、妹の完全な回復のためにも学びたかった心の学びを半ば諦めかけていました。

やがて整体ボディケアの仕事が年齢と共に日増しにしんどくなり、原因は分からなかったのですが、遂に息切れや動悸を伴って動けなくなってしまいました。以前の膝痛から始まった様々なストレスによる体不調とは違う「遺伝性球状赤血球症」という5万から10万人に1人という、遺伝性の血液の疾患があることがわかったのです。
たんぱく質がくっつくことによって、ボールの球のような形をしている赤血球が造られ、それを異物とみなして脾臓が壊してしまうのです。常に赤血球が足りない状態で、身体を使うような仕事が出来なくなりました。

【傾聴相談員からカウンセラーへ】

試行錯誤の末、なんとか少しは動けるようになった頃、ボランティア相談活動を開始しました。

電話相談活動の創立者であり、40年に及ぶ電話相談活動のみを一筋に続けて来たクリスチャンが、一度は引退したものの相談電話が後を経たず架かってくるとのことで、新しく相談活動を始めるとの記事を見たからです。
一度は諦めかけた道ですが「40年に及ぶ相談活動をされてきた人からであれば、何か学ぶものがあるのではないか?」との思いで研修に参加し、クリスチャンならではの相談者への対応、相談を受ける側の在り方、傾聴の奥義など、多くを学びました。

 

その後私は相談員となり、”死にたい” ”生きる希望がない” ”孤独に苦しんでいる” など、様々な電話相談に応じてきました。

しかし傾聴を学び「多くの問題が傾聴によって解決出来るのでは?」と漠然と思っていた私でしたが現実はそうではありません。
一時的に安心し、楽になってもらうことはできたとしても、解決などには全く至らないことで焦燥感を感じ始めてしまいます。

「傾聴だけでは足りない・・・」
様々なご事情で、地獄の様な状態から抜け出せないクライエントさん。
私や妹も、当時いくら傾聴で丁寧に聴いてもらえたとしても、抜け出せない事は明白でした。

「なにか現実を本当に変える強力なスキルはないものか?」
そう思い始めた時、様々なジャンルやスキルを使って、多くのジャンルを自在に使いこなし、解決に至ることができるカウンセリングに出会います。

それがこのHPの「青芭」が提供する「TMD(プロ向けカウンセラー養成)」です。


【TMDで生きる原動力を取り戻しカウンセラーに】


私は「妹を私が解放しなければならない!」との一念で本物のカウンセリング心理学を求めてきました。それでも心は救われず、長い長い地獄の様な年月が過ぎ去りました。
しかし長い期間、救われなかったからこそ多くの事を学びました。

・妹を通して心の重要性を
・私の体不調を通してストレスの怖さと健康の重要性を
・過酷な借金返済生活を通してお金の重要性を
・私の孤独な期間を通して”人の孤独への理解”を
・18年間の施術活動を通して人の根幹が心である事を

などなど。

しかしようやくTMDで”進むべき道”に出会えました。
信じられないような総合的で俯瞰的に、あらゆるジャンルを使いこなす「プロ向けカウンセラー養成TMD」との出会いがあり、「私は生きる原動力を取り戻し」今に至っています。



【アナタにこれだけは伝えたい】
この長いプロフィールを最後までお読みいただきありがとうございます。
 

不器用で要領がわるくても一生懸命、真面目に頑張っているアナタに伝えたい事があります。
それは「アナタの人生の時間をムダにしないでください」という事です。
私自身もカウンセリングを学んだからこそわかった事ですが「真面目に頑張る事こそが、その問題の悪循環を維持させてしまう」という事があるのです。

自分なりに頑張ってはいるけれど、多くの問題が絡まり抜け出せない方。
それどころか家族の負担を引き受け、病気や借金、改善しない家族の問題から抜け出せない方。
それらの無理が祟り、自分自身も大病や難病になってしまった方。
自分自身もこのままでは倒れてしまう未来しか見えない方。

私も全て経験してきました。

これまでが誇れない人生であったとしても、恥ずかしがる事はありません。
たとえ老化や難病で余命が短いとしても「人は死ぬ直前まで魂を成長させる事ができます」

私はカウンセラーとしても人間としても、けっして要領が良い方ではありませんが、誠実で優しく、親身になってどこまでも話を聞き続けられ、寄り添い続ける事に関しては定評があります。

青芭のプロ向けカウンセラー養成で学んだ、様々なカウンセリングの技術を紹介しますので、「一人で考えこみ、人生の時間をムダにしないでください!」
現実が苦しいからと言って、アナタの魂までも輝きを失う必要はないのです。

「今回の人生が苦しかったからこそ、アナタの魂が輝きを放つ!」
私はそんなカウンセラーになれるよう精進しています。
どんなに現実が過酷であろうと「魂が本来の貴方へ戻り、輝きを取り戻せるよう」お手伝いさせてください。

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