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【一人の人間の中に潜む「虚実」と「陰陽」とは?】

【一人の人間の中に潜む「虚実」と「陰陽」とは?】

今週はやたら麻痺(マヒ)の患者さんが多かったのです。
手足の神経麻痺はもちろん、顔面麻痺や、アソコの神経麻痺まで治します。
久しぶりに今日来院された方は、それで子供が出来ていました(笑)
実は、皆さんの中にも
結構マヒしてるのに、それが麻痺だと気がついてない方が多い。

私は触れば(見るだけでも)、本人でもギリギリ気づくがどうか
微妙な麻痺まで分かるので、直ぐに教えるのですが、
『え~!これが麻痺なのですか?』
と驚かれる方も。

女性は化粧の感覚が左右で何となく違うとか、気がつきませんかね?
同じ麻痺でも、力無い麻痺、緊張の麻痺など、虚実があったりもします。
陰陽、虚実が違えば、もちろん治療の見立て、治療の順序が違います。

心の世界でも同じです。
カウンセリングでも陰陽、虚実がありますよ。
例えば、相手を責め立てる人!がいたとする。
陰湿に相手を責める人!攻撃的に相手を責める人!
と言う陰陽と

自分が弱いから、相手を責める人!自分が強いから、相手を責める人!
これが虚実!
その組み合わせは四通り。
四通りともに相手を責めるけれども、内容は全然違うのです。

だからカウンセリングの仕方はみんな違う訳です。
例えば!・・・
自分の弱さを隠すために、相手を攻撃して責めるクライエントの場合。
自分の弱さを認めたり、自分の未熟さが許されたり、
弱くても大丈夫だ!と言った経験をすると、相手を責めなくなる。

一見相手を責める、相手の気持ちが分からない人に見えますよね!
ところが、一世代さかのぼると、その方は親から、
弱さや未熟さを許されてなかったりする。
世代を長いスパンで観ると、誰が加害者で誰が被害者かなんて分からないのです。

誰が患者かなんて分からないのです。
アナタが犯人だ!(加害者だ!)
みたいに言ってしまうと治るものも治らなくなってしまいます。
その方の中にも患者的な側面がある訳です。

世代間の関係性の中で、その方がどのような役割を背負わされてきたのか?
必ずどんな人の中にも陰陽と虚実があります。
カウンセリングや治療、子育て・・・などなど、よく観察して行いたいものです。

青芭の鍼灸

青芭のカウンセリングとは

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