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【総合的に観ることの大切さ〜治療院での症例①お医者様編】

【総合的に観ることの大切さ〜治療院での症例①お医者様編】

私の治療院には、薬漬けになって働けなくなった医師本人や
大病院の経営者ご家族が県外から来院します。
世界ランキングに入るスポーツ選手やプロ選手もいらっしゃいます。

治療院を辞めたんですか?と聞かれることが多くなったので・・・
今回は3回に分けて治療ネタです!
ちゃんと本業は治療院やってます(笑)
 
お若いのに寝たきりで、搬送されるように来院する医師の方がいらっしゃいます。
もちろん医師ですから全ての検査は終わっています。 
そんな状態なのに病名は特になく、全身のこわばりやコリが酷く、
鬱病や自律神経失調症や更年期などいわゆる具体的な事が分からないので・・・
取りあえず付けたゴミ箱病気で来院します。
(そのまま帰すわけにも行かないので付けた病名ですね)

明確な原因がある訳ではなく総合的に具合が悪すぎて寝たきりなんです。
医師や医師ご家族なので、みなさん優秀なのに働けない・・・
特に精神にも問題がない・・・(無理やり心因性にされてる方もいる)

皆さん真面目な医師だからこそ、
また優秀な仲間の医師にいつでも薬を出して貰えるという恵まれた環境だから
その様な状況になってしまった様に見えるのです。

細かい症状全てに対して薬を出されている為、
薬漬けで副作用による二次災害が起きています。
私も医師には言いにくいんですけど・・・
飲んでも飲まなくても変わらない薬は全部止めてもらい、
効いてる薬も鍼灸で効果を出しながら徐々に外していく様にします。

針灸師はそんな事しちゃ(言っちゃ)いけないんだ~~!とか言わないでくださいね。
患者さんが医師なんですから。
一般人でも医療業界の人でも世の中には原因不明で具合の悪い方は沢山います。

慢性疲労とか老化とか、そもそも病気ではなく全身が弱って病気未満の「未病」だけど
症状がキツく箇所が多いなどで寝たきりになってる方も多い。
色々なジャンルの色々な治し方、情報が溢れていますが、
やみくもに試すのは遠回りになる事もしばしば。
原因不明こそ、見立てが重要なのです。

そのまま西洋医学オンリーでも続けていればいいのか?
西洋医学のセカンドオピニオンを探すべきか?
いやいや、カウンセリングで何かの認知を変えないと治らないのか?
東洋医学でOKなのか?あるいは西洋医学と併用がいいのか?
逆に併用が悪影響になるのか?

はたまた姿勢や動作などの改善が必要なのか? 
どの様な順序でどんな事を試せば良いのか?
その総合的な見立てが必要なのです。

青芭の鍼灸

青芭のカウンセリングとは

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