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【総合的に観ることの大切さ〜治療院での症例②子育てママ編】

【総合的に観ることの大切さ〜治療院での症例②子育てママ編】

今回は42歳の女性、子育てをしながらパートで勤務中のママさんです。

最初は仕事や家族の問題などで忙しく慢性疲労と梅核気
(疲れている!と言うのは検査では出ないので)
ストレスの多い方は梅核気(ばいかっき)の経験があると思います。

のどの途中がつまる感じがする。ツバや食事が飲み込みづらいと言う症状。
強く梅核気が出れば、しゃべろうとすると声が出ない。
一生懸命頑張ろうとすると気管が狭くなった感じがする。
血液検査で何も出なくて

「一生懸命頑張ろうとすると声が出ないんです・・
食欲も湧かない・・全身が疲れて・・・
酷い時は呼吸も苦しくなり動悸でパニックになる事も・・・
でも呼吸器にも何も異常はないし・・・あとはメンタルかもと先生も言うんです・・・」

どうですか?カウンセラーやコーチングの先生達は、
カウンセリングの対象にしたくなるでしょ!
もちろん本当にメンタル100%ならいいんですけど
そこが根本でない場合、メンタルにこだわるとどうなるでしょうか?

もし、身体の不調をそのままに潜在意識に目を向けるワークなんかしたら
そこに焦点があたり関係ない事まで思い出す(苦笑)
カウンセラーさんに言われたら、
『自分で意識できてないだけでストレスなのかも・・・』と感じ出す。 

カウンセラーが新たな症状を作り出すのです。
やがて寝てる最中に症状が強く出れば悪夢と動悸・呼吸困難で目が覚める。
カウンセラーが思い出させた過去と、症状がリンクする。
リアルですよ〜!

潜在意識から症状と相応のリアルな悪夢が上がってくる訳ですから。
経験の浅いカウンセラーだったら、カウンセリングで必要なトラウマを思い出し泣いた後、
非合理な信念を書き換えてスッキリしてお帰りになりました〜と思うかもしれません。

カウンセラーが上手ければ上手いほどメンタル的には悩みが無くなり、
勇気づけられ、よし頑張ろう!とその時は思える。
コーチングならば精神を奮い立たせ行動計画を立てて復帰するかもしれない。
もちろん認知が変わり身体が直ぐ変わる程度の人はそれで良いですよ~

働き過ぎる意識を変えて段々と良くするのもアリです。
でもね、身体の酷い状態がそのままな方が多いんです・・・
鬱病で復帰と再発を繰り返す方なんかもコレにハマってる方が多いです。

メンタルをいくら対処しても体調のしんどさに引きずられ、メンタルが戻ってしまう方!
西洋医学の検査で何も出ないからメンタルだと言われているが、身体の症状が強い方!
要注意ですね。
※この方の見立てと具体的な治療法については次回でお話します!

青芭の鍼灸

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