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【本来の目的から逃げる為に何かをすると・・①】

【本来の目的から逃げる為に何かをすると・・①】

通常の仕事が大変なのに、余計な仕事を引き受けて、益々大変にしたり、
どうでも良い仕事に一生懸命になり、
やって欲しい仕事に取り組まなかったり・・・
そんな方をどうしたら良いでしょうか?という質問を受ける事があります。

ただ単に気が弱くて断れない人!とか忙しくしていたい人!
そんな人もいますから、常識的なレベルならばよくある話です。
しかし、そこからエスカレートしていくとどうなるでしょうか?
意識的かつ意図的に、わざと忙しくし、
何らかの本来の目的を達成している場合はOKです!

しかし「本来の目的から逃げる為に、
どうでもよい事に時間をかける人達」がいます。
病的な水準とは言えないかもしれませんが、
「もしそれを正当化しはじめると」・・・
代理ミュンヒハウゼン症候群という精神疾患に似た要素があります!

例えば、パソコンが苦手だけど、
仕事でパソコンに取り組まなければいけない人がいるとします。
わざと必要ない会社の雑用を引き受けたりして、
それが忙しいから私はパソコンを練習する暇がない!と言い出したり。

やがて、会社の雑用を誰もやらないから、
私が犠牲になってやってたのに、パソコンが出来ない私を責めるなんて酷い!
ましてや首にするなんて酷い会社だ!
と言い出したりします。

また我が子にわざと毒を盛り、子供の病気を悪化させ、
それを看病して良い母を演じる。 
その様な、代理ミュンヒハウゼン症候群の母親が
TVドラマなどで、こう言います!
「子供の為に頑張ったのに、私を逮捕するなんて酷い!」と!

軽度なら人間誰しも上記の様な、不甲斐無い自分に直面しない様に、
自分に都合のよいストーリーを作る事はあります。
可愛い子供や、部下が自立するのが、嬉しさ半分、寂しさ半分、
自分が取り残された気持ち半分・・・
その様な気持ちも起こるかもしれません。

その位までの気持ちもやがて、消化されていくものです。
しかし!そうならずにその後、エスカレートすると病的水準に!
もしその、雑用ばかりやる社員や母親に

『じゃ~雑用をやらなくていいよ!』とか
『じゃ~僕(子供)は自立するから、ママは自分の人生を好きに生きていいよ!』

と言うと・・・本人達は困るんですね。
意地でもその状況を守ろうとする。
そうなると、周りの迷惑どころか犯罪性を帯びてきます。
「わざと雑用を作り、どんどん無駄な仕事を増やす」
会社としては大きな損失ですね。

「子供に毒を盛り、病気にさせ自立できなくさせる」
立派な犯罪ですね!
ここから先は、会社の為ではなく、子供の為でもなく
自分の存在意義を守る為に、我が子すら殺すレベルになる方もいる!
私も38年間その仕組みに気が付かず、あやうく死ぬ所でした。

犯罪レベルになってしまうと、もちろん危険なので
プロのカウンセラーならばこの様な素質がある方を、
事前に対処したい訳です!
(その様な方達には、その様にしか出来なかった理由があります)

大きな視点からみれば、被害者と加害者の両方の対処が必要です。
(これをしなければまた次の事件や犯罪が起こりえます)

ここから先は専門的なお話で長くなるので、今日はここまでです。

本来の目的から逃げる為に何かをすると②

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