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【「はい」という言葉の持つ力とは?】

【「はい」という言葉の持つ力とは?】

よく言霊っていいますよね!
信じる信じないは別として
言葉にも文字にも「霊」が宿っているかどうかは別として
言葉について、すごく当たり前の事を書いてみます。

料理の下ごしらえ!
面倒なんですけどね。
これを丁寧にやっておくと後が違うんです。
スポーツの前の、柔軟体操
かったるいですね(笑)
しかしこれを丁寧にやっておくと怪我が少ないんです。

競馬だって競艇だって、本番前の馬の調教やら、
ボートの整備や調整が結果の9割を作ると聞いた事があります。
私の本職の鍼灸も見立て9割です。
治療以前の事で結果の9割が決まります。
事前準備9割、本番1割
本番の1割ですら、過去の積み重ねの経験からの行動で1割です。

カウンセリング心理学で【傾聴】という基本態度と技法があります。
当たり前の事なんですが、相手の話をよく聴く。
共感的な配慮をもって、相づちをうち伝え返す。
簡単に言えばそれだけなんですが、これが恐ろしく深い世界なんです!

【「相づち」の持つ影響力について】

「相づち」
例えば皆さんも使う「はい」とか「え~」とかですが
たった一言「はい」の言い方ひとつで、
相手がその後にお話になる内容が大きく変わります。
何も学習していない方でも
以下の違いは分かると思います。

「はい、」
「はい。」
「はい!」
「はい・・・」
「・・・はい」
「は~い」
「はっ、はい!」
「はいはい」

もし自分が何か大事なお話をしたとき
上記の「はい」の返答の違いだけで、心の状態が変わりますよね。
気持ちが変われば次に何を話すのかが変わるのです。
相手との関係が変わるのです。

言葉や字面だけではありません。
自分の態度や姿勢、テンション、言葉の強弱、速さ、間、視線の方向etc
「はい」と発声する自分は、どんな心身状態でしょうか?
そして「はい」の一言の裏に、どんな気持ちが乗っているでしょうか?
今発した「はい」の返答の後、何が起きました?

まずは自分の発した「はい」の意味や影響を自覚すること
その後に相手の「はい」がどんな意味なのか分かります。
自分の「はい」が分からないと、相手の「はい」はもっと分からない。

傾聴はある意味、カウンセリング心理学を学ぶ前の柔軟体操です。
相手をどうこうする前に、自分自身の自己理解が必要です。
相手の悩みの相談に乗る以前の問題なんですね。
今度、カウンセラー役が「はい」だけでどこまで傾聴できるか、
やってみるのも面白いかもしれません。

【傾聴から心の声を聴くことができるカウンセラーへ!】

現在は『繋がる傾聴俯瞰講座』から
ダブルバインドを見抜き解除する『繋がる傾聴実践講座講座』

各種カウンセリングジャンルをマスターする『プロフェッショナル講座』、
病的水準の方や開業後に必要な事を学ぶ『エキスパート講座』で
開業3セットと呼ばれ、かなり上位のカウンセリング技術を持つ
プロカウンセラーを養成しています。
その方たちの終了後のアンケートでは、
満足率99%(100%なんですが謙虚に99%にしておきます)
2〜3倍・・・
いやそれ以上の金額換算できない価値であったと回答して頂いています。
今年からは、開業3セットからシステムズアプローチで
複数面接も出来るようになった方には、
私のクライエントを紹介して引き継いでもらってます。

皆さんのレベルが上がる事で、
私は更なるレベルの次の仕事に取り掛かれるのです。
提携カウンセラーも増えて、今後も修了生の活躍が楽しみです。
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