最新情報BLOG

【自転車で逆走してきたお爺ちゃん、アナタならどう対処しますか?】

【自転車で逆走してきたお爺ちゃん、アナタならどう対処しますか?】

先日、一方通行の車道を逆走する高齢者自転車が、
私の進路をふさぎました。
そのお爺ちゃんが、一言
『なんだよー(怒)』
いやいや、なんだよーじゃないですよ!危ないですね!

しかし私も通勤途中で時間もなく、朝から揉めたくない。
でも逆走は止めて欲しい。
さて、どうしましょう!
既に怒ってるので、コミュニケーション心理学の出番ですよね!(下記、実話)
自転車のカゴを見るとクーラーボックスと釣具を持っている。

爺『なんだよー(怒)』
私『おじさん釣りやるの?』
爺『?、お、おう!そうだよ!』
私『僕も釣り好きなんですよ!』
爺『??』
私『釣り行く前に警官に捕まっちゃうといけないからさ~』
爺『??』
私『この道一方通行だから気を付けてね、最近は自転車でも捕まるから!』
爺『自転車でもか!?』
私『最近はそうなのよ』
爺『…そりゃ親切にありがとう…』
私『釣り頑張ってね!』
爺『お、おう…』

一般的には、どうしてもこう考えてしまうのです。
相手が間違っていて、私が正しい!と感じて、
いかにあなたが悪いかを自覚させ認めさせようとします。
しかし自覚させるにも逆恨みが怖いので、私に悪意はなく、
あなたを責めるつもりはないから誤解のないように聞いて欲しい!
と言う文面を作ります。

日本人らしく、悪くない方が先に謝っちゃったりしてね。
例えば
『お急ぎの所、申し訳ありません、この道は一方通行で逆走は大変危ないので、
皆様の為にも止めてもらう事は出来ますでしょうか?』
と。

先に謝罪から入り、事実だけをシンプルに伝えて、WE メッセージで、
私だけでなく皆が助かる事を伝える!
某ジャンルの王道です。
悪くはないですね!
ちゃんと理解して下さる方もいる事でしょう。

しかしですね~
相手は既に怒っている!
相手から見れば、進路を塞いでるのはお前だ!とおもっています。
この方の場合も、『なんだと~!この若僧が!俺に注意すんのかー!』
となるのが見えてしまうのですね!

しっかり注意して、嫌な思いもさせて、もう二度と繰り返さないように、
言わなければ!と考えるのも、もちろんアリです。
ただ私は、傾聴もアサーションも使わず、違う技法で対処しました。
なぜなら、こっちの方法がより得だから!

よく初学者が習った通りの、王道的な対応をして
「なんだ~全然うまく行かないじゃん!」と感じてしまうのですが、
沢山の技法がありますから、臨機応変に使って行きましょう!

青芭のスクール

青芭のカウンセリングとは

to top