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【カウンセリング、コーチングと称して、クライエントを苦しめている場合すらある!】

【キラキラ系スピリチュアルでクライエントを苦しめてしまうケース】

私が、キラキラ系と呼んでいる、スピリチュアルやカウンセリング、
コーチングなどがあります。
全ては自分が引き寄せている!
全てはアナタが望んだ事が起きている!
感謝と愛が足りないからアナタは好転しない!
前向きに生きれないのはアナタがそういう選択をしていないからだ!
などなど・・・

日本は比較的恵まれている国なので、この様な内容のものが多く、
かなり支持されていますね。
実際にこの通りで、真剣に愛と感謝で生きる事で解決に向かう方も多い事でしょう。
なので私も否定はしませんし、私も似た様な事を言う場合もありますし、
とある次元から見ればその通りだとも思います。

しかしそれは一般レベルのお悩みや問題についてです。
私自身がアダルトチルドレンであり、
そのパターンでは回復しなかった経験があるので、

『自分の意志が介入する隙がない【虐待や監禁のトラウマ】【強烈な洗脳】や
【圧倒的な苦】をお持ちの方には言いません』

その様な方に対して、キラキラ系の関りは、余計に傷を深くし
そして生きる望みを失わせ、逆にカウンセリング、コーチングと称して、
クライエントを殺している場合すらある。

自分が一般レベルの悩みを抜け出たからと言って、
自信満々にキラキラ系のカウンセリングやコーチングを行ってしまったり、
また一般レベルの悩みを抜け出たからと言って、悟った気になり、
そのレベルに浮上していない方を、さげすんで扱う。
などなど見るに堪えないです。

また、その様なキラキラ系の簡易版のお手軽メソッドを普及させる事で、
その事に気が付かないカウンセラーやコーチを輩出しまくっている団体も多いので、
私はそうならないように自分の生徒に責任を持ちたいと思います。

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私のカウンセリングを受けに来たクライエントさんが言いました。
前向きなポジティブワードとキラキラだけでたたみかけられ、
もう私は最後の生きる気力を奪われました。
最後にこの命を何かの役に立てようと思った時、
遺書を書こうと思いました。

内容は私の辛い人生についてではなく、
そのカウンセラーについてです。
私を最終的に死に追いやる決定打をカウンセラーから受けたのだと・・・
自分ではどうにもならない辛い人生の最後に、自分の責任だ!
とたいした苦労も無い方から言われる事の絶望・・・

それを綴り公開する事で、
その様な安易なカウンセリングをする方を減らせるのではないか。
そのようなキラキラだけで全てが解決するかの様に言ってくる方達に言いたい。
人間の心の闇を認めない方、向き合わない方が、
逆に闇に葬られる人間を作り出しているのではないか?と
今後、私の様な方を殺さない様にしてもらうように、
私の命を捧げようと思ったのです。

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このクライエントさんに
私櫻井が行ったカウンセリングは通称【闇のカウンセリング】です。
キラキラやポジティブ一切なし!
そのようなジャンルもあるのです。
愛や光で闇を照らすカウンセリングだけが全てではない。

闇をしっかり認識する事で、開ける世界があります。
現在ゼロ期生から始めている、プロ向け講座の後半、エキスパート講座では、
その様なキラキラ系の関りでは悪化する方、闇の世界で生きている方、
自分の意志が介入する隙がない【強烈な洗脳】や【圧倒的な苦】を
お持ちの方のカウンセリングにつても学習します。

さて、なんでこの様な投稿をしたのかと言いますと
私の電子書籍を紹介して下さっている方がいると、
会員さんから連絡を貰いました。
やはり私のカウンセラーとしての使命はそこにあるようです。

【カウンセラーは人の良さだけでは、自分を破滅に追い込みかねない!】

5年前に多くのシェアを頂いた投稿ですね。
良くも悪くも
「なんちゃってカウンセラー(自分の視点だにこだわってカウンセリングを
ゴリ押しする人)」と
「なんちゃってクライエント(自分に都合が良いカウンセリングしか受け入れず、
どんなカウンセラーに当たってもカウンセラーが糞だった)と言う人」
には厳しい投稿です。

この「なんちゃって」の人達は、立場は真逆ですが同じ次元なんです。
同じ次元なんですから、ミスマッチだからと相手を変えても、
また似たり寄ったりの相手と出合う事になります。
2023年・エキスパート講座後半では、
これまでカウンセラー側に多くを求めてきた内容を反転させ、
クライエント側の問題に焦点を当てます。

カウンセラー側が、あらゆるジャンルを学び、
ある程度のクライエントを総合的に観れる事も必要ですが、
クライエント側の問題を「カウンセラー側が背負い自爆する」のも
プロとは言えません。

カウンセラー側とクライエント側の双方が学び、関係を深めながら、
魂レベルでは対等の関係で進めていけるかがポイントとなります。
(ナラティブセラピーでいう所の共著術というものですね)
共著術がまったく成り立たない『カウンセラー殺しのプロクライエント』も
また世の中には紛れ込んでいます。

私のカウンセリング仲間の数名も、その様なクライエントに当たり、
裁判になったり廃業に追い込まれたりしてます。
だから私のプロ向け講座では、
カウンセラー側の命を守る内容も最後に入れているのです。
カウンセリングを学ぶ人は優しい人が多いです。

その優しさと、カウンセラーという肩書を、
上手く逆手にとって、カウンセラーに自分の課題と全ての責任を背負わせる、
「悪徳プロクライエント(クライエントの振りをしてる人)」に
やられない様に注意が必要なんです。
特にこれを自覚なくやってくる人には要注意です。

カウンセラーは人の良さだけでは、いつかこの様なクライエントに出会います。
綺麗ごとだけでは済まない、厳しい判断が必要な局面もあるのです。
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