【私という人から得られるものが無くなった時に、無条件に私を認めてくれた妻や友人】

12月24日、私は初めて女性に服をプレゼントしたらしいです。
したらしい・・と言うのは妻が教えてくれました。
『アナタに初めて服を買ってもらった』と
もう２０年前の話ですけどね。

今思えば、機能不全家族の中でアダルトチルドレンとして育ち、
無茶苦茶な頑張り方で自殺行為をして、家族の為に働いていました。
ぶっちゃけ何度も死ぬほど心が折れ、体調を崩して動けなくなり、
それでも真面目に家族の為と思い、心が折れない様に必死に頑張っていました。

20キロ痩せ、骨と皮になり、消化管出血で血を吐き、
半年間、お粥しか喉を通らず、一切肉魚が食べられなくなり、
貧血で３００メートル先の近所のコンビニへ行くのも、
3回の休憩をしながら買い物に行っていました。
もう自分自身が生きる力もない・・・

食事を消化する力もない・・・
何とか柔らかい普通食が食べられる様になるのに、1年かかりました。
人の為に何かをするのを辞め、仕事も辞め寝たきり生活。
無意味な人間関係を徐々に絶ち、最終的には友人も家族も完全絶縁。

そこから、何かをする為に生きるのではなく、
これまで誰かから『洗脳により身に付けた信念』を捨てる人生へとなりました。
ちょっと過激ですが、何が起こったか書きましょうか！
本当に死にかけて、何の価値もない・・・
将来も期待できない・・・

相手にとって何の得もない状態です。
そしてやがて過去の記憶を全て思い出し、潜在意識の覚醒が起こり出しました。
いつでも退行催眠状態に入れる様になりました。
やがてカウンセリング心理学の世界にどっぷりハマります。
これが実は厄介でした（笑）

なにせ身体は最弱で役に立たない。
なのに人の心理は読めて恐ろしく相手に厳しい！
そんなバランスの悪い時期でした。
全くもって嫌な奴ですよね（笑）

故に私から、『得をしようとしていた人』
私を、『報酬源と見ていた人』
口先だけで『頑張ってね！』と言う人
社会的体裁だけで付き合っていた人などなど
親も含め、ほぼ全てが絶縁となりました。

私が使えない人間になった時、社会的機能を担えなくなった時
親も含め、様々な人間関係が簡単に切れて行ったのです。
そんな時に、真剣に私の言葉に耳を傾けてくれていたのが、今の妻です。
虚弱でフラフラして無職、普通食も食べれず、
人間を皮肉る様な厳しい言葉ばかりを言うウザい男を、
妻(結婚前)とごく1部の友達が支えてくれました。

私という人から得られるものが無くなった時に、
無条件に私を認める人間関係だけが残ったのです。
そしたら！
頑張って関係を維持しようとしていた時より快適そのもの！
良縁だらけの新しい人間関係が再構築されました。

初めて妻に服を買った。
ただそれだけの事なんですけどね。
本当はこんなもんじゃ足りのは分かっています。